「BONES 骨は語る」シーズン8 第22話を見て

アメリカドラマ「BONES 骨は語る」シーズン8の第22話「許しのとき」を見ました。ブースが母親と25年ぶりに再会するというストーリーでした。幸せとはいえない家庭で育ったブースは、これまでも育った環境のせいだと思われるトラウマが見え隠れすることが多々ありました。なので、言ってみれば自分を捨てた存在である母親のことも許せていないと思っていたのですが、冒頭であっさり笑顔で母親を受け入れたのが意外でした。でも実は内心、ものすごくわだかまりを抱えていたんですね。ブースはあまり感情を出さずにため込んでしまうことがよくあるので、見ているこちらはやきもきしてしまいます。母親も思うところはそれはたくさんあるのでしょうが、公園のベンチでブースが思いのたけをぶちまけた場面は「よく言った!」と思ったのが率直な感想です。最後には母親の再婚を祝福するブースの穏やかな笑顔がとても素敵でした。ブーケトスでブレナンが受け取ったラストシーンは、心憎い演出でしたね。ブースとブレナンが正式に結婚する日はやってくるのか、今後を期待したいと思います。

映画「箱入り息子の恋」を見て

映画「箱入り息子の恋」をDVDで見ました。テレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を見て星野源さんのファンになり、初主演映画という宣伝文句に惹かれて手に取ってみました。偶然なのでしょうが、30代半ばで女性と交際経験の無い、さえない男というキャラクターが「逃げ恥」と思いっきりかぶっています。しかし「逃げ恥」の平匡さんとはまったく異なり、もっと薄気味悪さが前面に出た印象の主人公でした。雨の中なりふり構わない恰好で柱をよじ登る健太郎のかっこ悪さ全開の姿には強烈なインパクトがあり、星野源さんの振り切った演技が素晴らしかったです。対照的に、素直な奈穂子の透明感あふれるたたずまいは美しくて、浄化されるような気持ちになりました。障害だらけの恋愛の末に別れることになった時、奈穂子が牛丼屋で号泣するシーンには、見ているこちらも大泣きしてしまいました。2度も大けがをして全身傷だらけの健太郎が、それでもしぶとくあきらめないラストは素敵な終わり方だったと思います。久々にいい日本映画に出会えて嬉しくなった、とても面白い作品でした。